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朝型勤務制度や 朝型勤務制度の注意点 について知っていますか?
2015年7月1日から、国家公務員を対象とした朝型勤務制度(通称:ゆう活)が始まり、これに倣って、一般企業でも、朝型勤務制度が検討・導入されるようになり、朝型勤務制度に対する関心が高まっています。
一方で、「朝早く仕事を始めたところで、夜になればまた新しい仕事が入ってくるだけで、残業はなくならない。」との不安の声も挙がっています。
今回は、そんな賛否両論の「朝型勤務制度」について説明したいと思います。
朝型勤務制度の注意点 :目的は「長時間労働の抑制」
朝型勤務制度の形態は様々ですが、共通点は、「朝早くから勤務を開始することにより業務を効率化させ、長時間労働を抑制する(退社時間を早める)。」ことを目的としている点です。
確かに、自身の業務に専念し易いと言われている早朝に勤務を開始することで、業務効率が向上するという考え自体は合理的なものですし、朝型勤務制度の導入に伴い企業規模で残業抑制に取り組むことにより、いわゆる「ダラダラ残業」のような、専ら労働者の意識に起因する残業を抑止する効果も見込まれるものと思われます。したがって、朝型勤務制度自体は合理的な制度であると言えるでしょう。
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