体調を崩さず夏フェスを楽しもう 夏フェスと体調管理 

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トイレには行列も

そしてもうひとつ欠かせないのが水分補給。夏フェスでは、日差しに長時間さらされるうえに運動量も多くなるため、こまめな水分補給が欠かせません。
「ビール飲めばOK!」と言いたい気持ちもわかりますが、あまり飲みすぎるとアルコールの脱水作用でトイレに駆け込みたくなります。会場のトイレは行列ができていることもあるので注意が必要です。
また会場によっては、「水」以外の缶やビンの飲料の持ち込み禁止になっています。ペットボトルの水や経口補水液、麦茶などを用意しましょう。麦茶は汗で失われたミネラルの補給もできます。ひとつまみの塩を加えると塩分も摂れます。
その他に持っていきたいものはこちらです。

・タオル 汗などを拭くだけでなく、首に巻いて日よけに

・ウェットティッシュや汗拭きシート さっぱりするうえ、体温の冷却効果も

・冷凍したパウチ飲料 首などにあてて冷却材にも

・キャンディーやタブレット 塩分や糖分の補給に

・ペットボトルのストラップ 首から飲料のボトルをかけると、こまめな水分補給に役立ちます

体調管理にも注意

夏フェスの当日に思いっきり盛り上がるためには、出発前の体調管理も気をつけたいものです。特に炎天下では、たまった疲れや体調不良が熱中症につながりやすくなります。前日は、早めに床につくようにし、睡眠不足にならないようにしましょう。
また会場では、ずっとステージに近いところで騒いでいるとかなり体力を消耗します。お目当てのアーティスト以外のときは、なるべく木陰や涼しい場所で休息をとるように心がけましょう。

 
<監修>
・岡本良平(医学博士 東京医科歯科大学名誉教授)

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