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脳の血流量が低下する
それ以外にも、食事との関係で、考えられる要因が2つあります。そのひとつは、脳の血流量の低下です。消化能力の許容量を越えて、食べ物によって消化器に過剰な負担がかかると、消化効率を上げるために消化器に血液が集中します。その結果、脳の血流量が減ってしまうのです。血流量が少なくなると酸素量も減って、脳の活動が穏やかになり眠気が促されます。
食後血糖値の急激な低下
もう一つの要因は、食事中の糖質が吸収され血糖値が上がることです。上がった血糖値を元に戻そうと「インスリン」というホルモンが働き、血糖値が下がります。このとき糖質を過剰に摂ると血糖値は急激に高血糖状態になり、インスリンがいつもよりたくさん分泌されて、血糖値は急降下します。そして、眠気が促されます。
軽い眠気なら過剰な糖質の食事に対しての反応です。
しかし、起きていられない、頭痛がある、眠気が長く続くといった眠気が異常に強い時には注意が必要です。血糖値の変動に関わるインスリンの働きの異常かもしれません。
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