ブラックバイトの現実!パワハラ、セクハラ、残業代は支払わない?!

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社会の鏡? 「ブラックバイト」の実態とは

公開日時

業種別では「接客業」「教育分野」が多数!!

 

業種別でみると、「接客業」と塾や家庭教師などの「教育分野」が突出していることがわかります。

 

・接客業(42.1%)
・教育分野(42.1%)
・事務(5.3%)
・エンジニア(5.3%)
・リゾートバイト(5.3%)

 

教育分野が多いのは、この調査の対象がチューターを務める難関大学現役生であることを反映したものといえるでしょう。
接客業についても、この分野のアルバイトの件数が多いことが影響していると考えられます。

 

体力を必要とする仕事に関する回答は「リゾートバイト」のみで、一般的にハードなイメージのある「引っ越し」などは含まれていません。

 

これが、調査対象の傾向によるものなのか、実際にブラックバイトが少ない業種なのかは、この調査からは分かりません。
いずれにしても難関大学現役生の間では、「接客業」「教育分野」においてブラックバイトが多く報告されていることが分かります。

 

今回の調査において、過酷な仕事を強要するブラックバイトの経験者は約3割にのぼり、経験者のうち、約8割は何らかの対処をしています。
 
ただ、具体的な対処法として「辞める」「抗議する」「相談する」「労働基準監督署に連絡する」が挙げられていますが、この問題を学生だけで解決するのは難しそうです。
 
「対処をしていない」と回答した約2割のなかには、「解決できそうにない」とあきらめていたケースも少なくないと思われます。

 

全国の労働局や労働基準監督署などにある「総合労働相談コーナー」はアルバイトに関する相談にも対応しています。
労働条件、募集や採用に関わるトラブル、いじめなど、労働問題に関し、専門の相談員による面談あるいは電話での無料相談が受けられます。

 
全国の相談窓口はこちらから
http://www.check-roudou.mhlw.go.jp/soudan/index.html

 
 
<参考>
株式会社マナボ
本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:三橋克仁。東大・早慶・国公立・各大学医学部などの現役生を中心とした講師陣から、1対1の個別指導が受けられるスマートフォンアプリ「いま聞ける、すぐわかる。スマホ家庭教師 mana.bo(マナボ)」を提供する。

 

出典:
【調査資料】難関大学現役生のブラックバイト経験者は3割!内、2割は「対処をしていない」「残業代の不払い」や「休憩なし」、「パワハラ・セクハラ」が主な内容に!
(http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000012433.html)

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