「野菜を毎日350g摂取するコツ」を管理栄養士が紹介

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「野菜を毎日350g摂取するコツ」を管理栄養士が紹介

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毎食野菜を摂る習慣を!

 
野菜を毎日350g摂取するには、毎食野菜を食べることが大切。
 
1日に必要な野菜料理の量5~6皿を1食や2食で摂ろうとすると、とても大変です。
 
1日3食、毎食少しでも野菜を取り入れるようにしましょう。

 
 

朝食は前日準備がポイント

 

・サラダ類は前日に盛り付けを!
朝は時間がないので朝食の準備はさっと済ませたいですよね。時間がない中でもしっかりと野菜を摂るには、野菜料理を前日の夜に準備をしておくとよいでしょう。
 
生野菜のサラダは盛り付けておき、朝はドレッシングをかけるだけにしておきます。
 
また根菜類などをカットして耐熱の容器にいれておけば、朝レンジで加熱するだけで温野菜を作ることができます。
 
最近では、電気で調理できるスープメーカーなども登場しています。スープメーカーのタイマー機能を活用すれば朝に出来立てのスープを味わうこともでき、冬には特におすすめです。
 
 

・和食派には具沢山味噌汁がおすすめ!
和食の朝食はヘルシーなイメージがありますが、意外と野菜が不足しがちになります。これは和朝食のおかずに鮭などの魚、納豆などたんぱく源のおかずが多い為。
 
また、和朝食に合う野菜のおかずというと、煮物やきんぴらなど手間がかかるものが多いことも要因となっているようです。
 
そんな和朝食で野菜を摂るのにおすすめなのが、野菜をたっぷりと入れた具だくさんの味噌汁です。味噌汁であれば、忙しい朝でも手軽に作ることができます。
 
また汁ごといただく料理の為、水に溶けてしまったビタミンなどの栄養素ももれなく摂取でき効率的です。具材にする野菜はどんなものでも問題はありませんが、おすすめはキャベツなどの葉野菜。葉野菜ならば短時間で加熱できます。

 
また、加熱でカサが減る為にたっぷりと摂ることができます。小松菜やほうれん草などは、冷凍を活用すると時短につながります。
 
 

朝のおすすめレシピ『サラダ風味噌汁』

 
忙しい時にでもさっと作ることができ、洋食にも合います。だしは前の晩に用意しておくか、冷凍しておくと時短につながります。
 
 
【材料】※2人前
・だし 1.5カップ
・味噌 30g
・レタス 大2枚もしくは小3枚
・ミニトマト 4個
・キャベツ 大2枚もしくは小3枚
 
【作り方】
1.レタスとキャベツは1口大にちぎる。
2.だしを煮立たせキャベツを入れて煮、再びしたらレタス、ミニトマトを入れる。
3.レタスがしんなりしたら味噌を溶かしいれる。

 
 

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