眼が良い人がカラコンすると、悪影響はある?

Mocosuku(もこすく)
  • 眼が良い人がカラコンすると、悪影響はある?

  • Mocosuku(もこすく)
医療資格者や専門家だけの記事を配信

眼が良い人がカラコンすると、悪影響はある?

公開日時

 

カラコンを使う前には検査をすること!

 
レンズをのせる黒目の表面は「角膜」と呼ばれています。角膜はとても傷つきやすく、デリケートです。
 
また、透明である角膜を自分で確認することはできません。カラコンを購入する前には、眼科で検査を受けて、自分の眼が健康な状態かを確認することが必要です。
 
眼球のカーブも人それぞれで微妙な違いがあります。また、ドライアイやアレルギーなど、眼の状態によってはレンズを使えない場合もあります。
 
大切なのは医師とよく相談して、自分にあったレンズを使うこと。当然、友達から気軽にもらったり、あげたりすることはやめましょう。
 
さらに、1日で使い捨てるものやケアするタイプなど、レンズによって使い方にはかなり差があります。またつけ方や外し方も、レンズによってコツが違います。
 
レンズによる眼障害は、ほとんどが間違った使い方によるものだと言われています。購入時には、正しい使用方法をしっかり確認してください。
 
では、安全に使うためには、具体的にどのようなことに気をつけるべきなのでしょうか?

 
 

カラコンを安全に使い続けるために

 
それでもカラコンを使いたいという人は、以下のことを大切にしましょう。
 

1.「高度管理医療機器」の承認を受けているレンズを購入する
 
残念なことに、世の中には眼の中で色が落ちてしまったりする粗悪なレンズもあると言われています。

 
そのようなレンズを購入するリスクを避けるために、「高度管理医療機器」の承認を受けているかどうか、市販薬に入っているような「添付文書」がしっかりついているかどうかを確認してください。
 
 

2.添付文書をよく読んで使う
 
添付文書には、「使用する際のリスク」「使用できない(禁忌)人について」「正しい使い方」など、そのレンズを使うために必要なことがたくさん書かれています。「読むのが面倒・・・」などと思わず、必ず目を通すようにしましょう。
 
使用歴が長い人も、改めて見直してみてください。店頭で説明を受けずに購入したことで、自己流の使い方になっている人も多くいます。
 
 
3.眼科で定期健診を受ける
 
もともと健康な目でも、レンズをのせたり外したりすることで角膜に傷がつくことがあります。
 
そしてそのまま使い続けていると、眼にとって大きな負担となり、放っておくことで重い眼障害を引き起こすリスクにもつながります。痛みなどの自覚症状がない場合もあります。
 
そのため、購入時だけでなく、定期的に健診を受けることが大切です。
 
 
以上、カラコンについての注意したいことを見てきました。
 
重い病気になれば、治療しても元の視力に戻らないこともあります。さらに場合によっては、失明に至ることもあるのです。
 
正しい使い方で、眼の安全を守りながらおしゃれを楽しみましょう。
 
 
<執筆者プロフィール>
井上 愛子(いのうえ・あいこ)
保健師・助産師・看護師・保育士。株式会社とらうべ社員、産業保健(働く人の健康管理)のベテラン

 
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
 

スポンサーリンク

先週よく読まれた記事

ヨガはどうしてカラダに良いの? 医学的に掘り下げてみよう

執筆:吉村 佑奈(保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ 昨今のヨガブームにより、趣味としてヨガを楽しまれている方も多いのではないでしょうか。 「なんとなく健康に良さそう」というイメージの強いヨ...

不眠症ならぬ「過眠症」をご存じですか? 症状や原因とは

執筆:吉村 佑奈(保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ あなたは自分の睡眠に満足していますか? 睡眠の悩みと聞くと、多くの方が思い浮かべるのは「不眠症」でしょう。 しかし、「過眠症」で悩んでい...

朝起きたら首が… やっかいな「寝違え」の原因と治し方

執筆:南部 洋子(助産師・看護師・タッチケア公認講師) 医療監修:株式会社とらうべ 「朝起きたら首が痛い・・・寝違えたかも!?」 このような経験、どなたも一度はあるでしょう。 そもそも寝違えはどうして...

冷え対策に、「温活」をはじめよう!

執筆:吉村 佑奈(保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ 婚活、妊活、終活など、最近は「〇活」というコトバがよく使われています。 「温活」もそのうちのひとつで、今や書籍やインターネットなどあちこ...

「失神」と「睡眠」の違い どこに注目すればいい?

執筆:南部 洋子(看護師) 監修:坂本 忍(医師、公認スポーツドクター、日本オリンピック委員会強化スタッフ) 「失神」と「睡眠」の違い、見た目ではなにがどう違うのか、わかりませんよね。 例えば、飲み会...

つった! 寝ていたら足がつるのはどうして?対処法は?

執筆:山村 真子(看護師・西東京糖尿病療養指導士) 夜寝ている時、突然足がつってしまい、激痛で目が覚めた! そんな経験をされた方、いらっしゃいませんか? 突然起こる足のつり。どうしてこのようなことが起...

働く人に増えている「適応障害」 原因となる3つのパターン

執筆:山本 恵一(メンタルヘルスライター) 医療監修:株式会社とらうべ 環境にうまくなじめないことから、落ち込んだり、意欲や自信を喪失したり、イライラして怒りっぽくなったり、体調面が悪くなったり、場合...

【目】新着記事

どうしても涙を流したくないときの対処法

どうしても涙を流したくないときの対処法

執筆:吉村 佑奈(保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ 悲しくなったり感動したりすると、人は涙を流すもの。 涙が込み上げてきて仕方ない… でも、涙を流せる状況ではない、泣いている姿を見...

2019/01/29 18:30掲載

口や目の渇きには気をつけて! 女性に多い疾患「シェーグレン症候群」

口や目の渇きには気をつけて! 女性に多い疾患「シェーグレン症候群」

執筆:井上 愛子(保健師・助産師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ いつも喉が渇いて水分が手放せなかったり、目が乾燥してつらかったりすることはありませんか? もしかすると、その原因には「シェーグ...

2018/12/21 18:30掲載

眼科の代表的な病気「白内障」と「緑内障」 白と緑でなにが違う?

眼科の代表的な病気「白内障」と「緑内障」 白と緑でなにが違う?

執筆:藤尾 薫子(保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ さまざまな眼の病気のなかでも、「白内障」と「緑内障」の患者数は、近年増加傾向と言われています。 名前が似ているため、同じような病気と誤...

2018/12/07 18:30掲載

浦島太郎もこの病気だった!? 東洋人に多い「原田病」とは

浦島太郎もこの病気だった!? 東洋人に多い「原田病」とは

執筆:吉村 佑奈(保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ 心優しい若者が亀を助けたお礼に竜宮城へ行き、お土産にもらった玉手箱を開けると白髪の老人になってしまうという日本の昔話。 ご存知、『浦島...

2018/11/27 18:30掲載

小さな虫が飛んでいるように見える… 「飛蚊症」の可能性も

小さな虫が飛んでいるように見える… 「飛蚊症」の可能性も

執筆:藤尾 薫子(保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ 何かを見ているとき、黒い点や虫のようなもの、あるいは薄い雲のようなものが動くように感じることはありませんか。 「視野にごみや虫のような...

2018/11/02 18:30掲載

メガネ合ってる? 「合わないメガネ」がもたらす身体の不調

メガネ合ってる? 「合わないメガネ」がもたらす身体の不調

執筆:藤尾 薫子(保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ メガネをかけているあなた。購入するときは、直接眼鏡屋さんに行っていますか? それとも、事前に眼科で検診を受け、医師の処方のもと眼鏡屋さ...

2018/10/07 18:30掲載