(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
執筆:南部 洋子(助産師・看護師・タッチケア公認講師)
医療監修:株式会社とらうべ
テレビに出ている芸能人や著名人で、目をパチパチして話をしている人を見かけます。
本人が気にしているのかどうかはわかりませんが、「見ているほうが気になる」という方もいるかもしれません。
じつはこれには「チック症」に原因がある可能性があるのです。
今回はこのチック症について、詳しくご説明していきます。
癖とチック症
身体の一部がピクピク動く、瞬きをパチパチする、顔をしかめるなどは、自分の意志と関係なく起きるもので、1分間に何回も繰り返して出てくる症状は「チック症」と呼ばれます。
自分の意志で治すことができないという特徴から、意識すれば止められる「癖」とチック症とは基本的に違います。
ですから、チック症だと判別するには、自分の意志でその症状を止められるかどうかがポイントとなります。
チック症は、幼児期から学童期に発症することが多いのですが、一過性だったり発達性だったりして、放っておくと治るものがほとんどです。
しかし、大人になっても症状がある場合、慢性化してしまったり、いったん治っていたチック症が再びでてきてしまっていることが考えられます。
スポンサーリンク