温泉が身にしみる季節…。でも「湯あたり」にはご用心!

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温泉が身にしみる季節…。でも「湯あたり」にはご用心!

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湯あたりの症状と原因

 
温泉に入った後に、次のような症状が現れると、湯あたりが疑われます。
 

・身体がだるい
 
・倦怠感
 
・めまい
 
・吐き気や嘔吐
 
・食欲不振
 
・腹痛や下痢
 
・頭痛
 
・寒気

 
 
「湯あたり」になりやすい原因として、次のようなことが挙げられています。
 

温泉の成分が身体に合わない

 
温泉成分が身体に合わないと、湯治をはじめて2~3日後くらいに、なんらかの体調不良になる可能性があります。
泉質では、硫黄泉、放射能泉、酸性泉などが湯あたりをしやすいといわれます。
 

お湯が高温である

 
42℃以上のお湯への入浴を繰り返すと、血圧や心拍数が上昇して、心臓などに負担がかかり、湯あたりをすることがあります。
 

食後や運動直後に入浴する

 
食後は消化促進のため多くの血液が消化器に必要です。
また、運動直後も血液は循環器や呼吸器に多く流れますから、入浴が体調不良につながる可能性があります。
 

持病がある

 
熱中症、バセドウ氏病、自律神経失調症、更年期障害など、持病や慢性的な体調不良を持っている人は、入浴により湯あたりをしやすいといわれています。
 
 

湯あたりの対処法

 
「湯あたり」を含み、温泉や風呂に入って体調が悪いと感じたときは、次のような対処をしてみましょう。
 

休息をとる

 
温泉から出て涼しい場所に移動し、椅子に座ったり横になったりして、休息をとりましょう。
寒気があっても、身体のほてりをさますことを優先しましょう。
 
 

水分を補給する

 
脱水症状を防ぐため、こまめに水分を補給します。
 
 

その日は温泉に入らない

 
しばらく休んでいて、体調が戻ってきたら、部屋に帰って休みましょう。
そして、その日は温泉に入るのを止めましょう。
 

病院へ行く

 
いったん様子を見て、体調が戻らないときは、すみやかに医療機関を受診しましょう。
 
 

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