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なぜ手水虫ができるの?
手水虫の感染経路は、たいてい足水虫からです。
特に自分や家族が足水虫の場合は要注意です。
感染しやすいタイミングは、足の白癬菌に触れる次のようなシーンです。
・爪を切るとき
・足を掻いたとき
・お風呂やトイレ、キッチンのマットに触れるとき
自分の足に水虫ができている状態で、「足に触る=足の白癬菌に素手で触る」ということになります。
白癬菌のはびこる湿ったマットを洗濯するときなども同様です。
手荒れと間違いやすい、手水虫の症状
やっかいなことに、手水虫は手荒れと間違いやすく、気付かないで症状を悪化させる可能性があります。
手荒れの代表格は「主婦湿疹(手湿疹)」です。
仕事や家事などの際、水や洗剤、金属などの刺激が原因で症状が出ます。
指がガサガサし、関節の皮膚がゴワゴワして厚くなるのが特徴です。
ほとんどは両手に症状が出ます。
しかし、手のひらに次の症状がある場合は手水虫かもしれません。
手水虫を見極めるポイントをチェックしてみましょう。
・厚く硬くなった皮がむけ、ひび割れている
・かゆみや痛みがない
・カサカサしている
・上記の症状が手のひらから指先に向けて広がっている
・両手ではなく、片手だけに症状がある
ところで、頻度は稀ですが、手水虫で水ぶくれができることがあります。
似たような症状として挙げられるのが「掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)」という皮膚の病気です。
こちらは原因がまだ解明されていないようですが、手のひらに膿疱や水ぶくれができて、痛みやかゆみを伴います。
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