便秘

Mocosuku(もこすく)
  • 便秘

  • Mocosuku(もこすく)
医療資格者や専門家だけの記事を毎日配信

便秘の悩みを解消するために

便秘の種類 には意外に沢山の種類があるようです。 そろそろ薄着の季節! ・・・そうなると気になるのが「下っ腹」ですよね。おなかがポッコリしていると着こなしがやっぱりサマになりません。 下腹部が張ってしまう原因はいくつかありますが、そのうちのひとつが便秘。ウンチやガスがたまって、おなかが膨らんでしまうのです。 ここでは便秘について改めておさらいしましょう。便秘解消のための裏ワザも、後編で併せてご紹介します。

毎日出ないからといって悩まないこと

そもそも、どのくらいウンチが出ていないことを「便秘」というのでしょうか。美容本などでは「毎日出さなきゃアナタはベンピです!」みたいなことがよく書いてありますが、そんなことはありません。 正常な排便は「週に3回以上、1日3回以下」が目安。毎日出ないからといって、別に悩む必要はないのです。 ただ、たとえ週に3回出ていても、「極端にウンチの量が少ない」「スッキリした感じがない」というときは便秘になっている可能性もあります。

女性はそもそもウンチを出しにくい生き物

皆さん経験的に知っていると思いますが、便秘は男性よりも女性のほうが圧倒的になりやすいもの。これにはもちろんちゃんとした理由があります。 そもそも女性は男性よりも骨盤が広いので、骨盤内に腸が落ち込んでたるみやすくなります。そのため腸に便が滞在する時間が長くなるのです。
また、女性は腹筋や横隔膜が弱いので、ウンチを出す力も男性に比べてウンと弱い、というわけです。

便秘の種類

便秘にも、いくつか種類があるって知っていましたか?

(1)日本人にいちばん多い「弛緩性便秘 (しかんせいべんぴ)」

おなかがポッコリするのが特徴で、若い女性はもちろん日本人にいちばん多いのがこのタイプ。 ざっくりいうと大腸の運動が低下してしまうことが原因で起こります。大腸の筋肉がゆるんで、ウンチを肛門まで運ぶ「ぜんどう運動」が弱くなってしまうのです。

(2)「ウンチしたい」と思えなくなる「直腸性便秘(ちょくちょうせいべんぴ)」

普通の人なら、便が直腸まで来るとウンチをしたくなるのですが、このタイプの人は便意が起こらず、腸に便が停滞してしまいます。 高齢の人や寝たきりの人に多い…といういっぽうで、意外に若い女性でこの便秘になる人が少なくありません。「恥ずかしくて外でウンチをしたくない」と我慢する人や、日ごろから浣腸を使いすぎている人は要注意。

(3)精神的ストレスが原因の「痙攣性便秘(けいれんせいべんぴ)」

精神的ストレスが原因で起こる便秘。大腸の筋肉が緊張しすぎてうまく働かなくなってしまうのです。ウサギのフンのようにコロコロした状態になるのが特徴で、便秘と下痢を繰り返す人もいます。ストレスがなくなるとケロリと治ることも。

「どういう便秘か」によって対処法が違う

「(1)弛緩性便秘(しかんせいべんぴ)」の人は、食生活を中心に日々の生活習慣に気をつけるのがいちばん。
食事ではもちろん、野菜などの食物繊維やヨーグルトなどの乳酸菌を意識して摂るようにします。適度に身体を動かすことも大切です。
「(2)直腸性便秘(ちょくちょうせいべんぴ)」を解消するには、とにかく便意をガマンしないことが大切。外出先でウンチをするのは抵抗がある人も多いかもしれませんが、そこは身体のためと割り切って、出すものを出してしまいましょう。
ストレスが多くて疲れやすい人は、「(3)痙攣性便秘(けいれんせいべんぴ)」かも。
このタイプの人は、食物繊維を摂りすぎると逆効果になるので注意が必要です。繊維が少なく、消化のいいものを選んで食べるようにしましょう。
そしていちばん大切なのは、ストレスを減らす努力をすることです。マッサージ行く、ゆっくり寝るなどなど、何でもいいのでとにかく日々の心の疲れを軽くする工夫をしましょう。

【便秘】

「便秘とストレス」は大いに関係アリ? 改善方法をご紹介

執筆:吉村 佑奈(助産師・保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ ストレスを感じたり、緊張するとお腹が痛くなるというような経験はありませんか? もしかしたら、「ストレスを強く感じると便秘になりが...

2017/05/26 18:30掲載

女性の大敵・便秘! 原因と対策をご紹介

執筆:山村 真子(看護師・西東京糖尿病療養指導士) 女性に多い悩みの一つである「便秘」。 便秘が重なると、肌が荒れてしまったり、お腹がぽっこりと膨らんでしまったりと、女性にとって多くの悩みを引き起こす...

2016/10/16 18:30掲載

美しい人ほど食べている? 「美活」のマスト食材

執筆:Mocosuku編集部 美容に良いとされる酵素。 人間の体内で作られるには限りがあり、その多くは食事から補わなければなりません。そんな酵素を多く含む食品で、脚光を浴びているのが「酵素玄米」です。...

2016/03/07 20:30掲載

えっ、知らなかった… プルーンの便秘解消効果 とは

現代女性の大きな悩みのひとつに「便秘」がありますが、そんな悩みを解決する プルーンの便秘解消効果 をご紹介します。 今年9月に株式会社えんばく生活が30~40代の女性400名を対象に行った調査では、6...

2015/10/26 14:18掲載

スポンサーリンク

健康と病気

先週よく読まれた記事

少しの疲れにはビタミンを。慢性疲労には「タウリン」を

執筆:山本 ともよ(管理栄養士・サプリメントアドバイザー・食生活アドバイザー) 医療監修:株式会社とらうべ 日々感じる疲れには、「なんとなく疲れたな」という一時的なものと、「疲れがとれない」という長期...

太っていなくても、肝臓に脂肪がたまる!?「脂肪肝」とは

執筆:柳澤 厚生(医師・医学博士) 脂肪や糖質が高い食生活を続けていて、かつ運動不足などで身体活動量が落ちているときには、余分なエネルギーは脂肪として肝臓に蓄積されて「脂肪肝」を発症します。 「会社の...

汗っかき? 多汗症? 区別はどうつける?「多汗症」について

執筆:吉村 佑奈(助産師・保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ 暑くもないし、とくに緊張もしていない、運動をしたわけでもないのに汗の量が多いと、「汗かき?それとも何かの病気?」と心配になります...

こんなにウレシイ「お酢」の効果! その秘密と取り入れ方を紹介

執筆:永吉 峰子(管理栄養士) 体によいイメージがあるお酢。 なんとなくよいイメージはあるものの、実際はどんなよいことがあるのか、具体的にはあまり知られていません。 そこで今回は、お酢が体に嬉しい理由...

「がんになりやすい」という人はいるの? 特徴はある?

執筆:吉村 佑奈(助産師・保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ 現在、日本人の2人に1人は一生のうちに何らかの「がん」にかかるといわれています。 それほどまでに身近な病気である「がん」。 どん...

管理栄養士が教える、「夏は麦茶」の理由

執筆:永吉 峰子(管理栄養士) 夏といえば麦茶! ご自宅で作ったり、お出かけ中にコンビニや自販機で購入したり、いつもより飲む機会が増えますよね。でもなぜ、夏は麦茶なのでしょう?そんな麦茶の理由や秘密を...

「認知症になりやすい人」はどんな人?特徴はある?

執筆:山本 恵一(メンタルヘルスライター) 医療監修:株式会社とらうべ 2015年の推計値では520万人、予備軍の「軽度認知障害:MCI」も400万人いると推計され、国民の約10人に1人が患っている社...