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妊娠後期について知っておきたいこと

ここでは、妊娠後期のママと赤ちゃんの変化や、 妊娠後期の夫婦生活 について、簡単に解説します。

妊娠後期とは、妊娠28週0日(妊娠8か月)から妊娠36週6日(妊娠10か月)までをいいます。いわゆる安定期とよばれる時期です。

妊娠後期のママの変化

この頃になると、子宮の大きさはおよそ30㎝に届くくらいになります。ママの体重もかなり増え、妊娠前からはおよそ5kg(8か月ころ)~10kg(10か月ころ)まで増えて来る頃です。お腹がますます大きくなるので、少し動くだけでもしんどく感じたり、汗だくになることもあるでしょう。身体のバランスが明らかに変わったことに気付きませんか?これまでと同じ立ち方や振る舞いは難しくなっていますので、あせらずゆっくりと動くようにしましょう。

妊娠後期の赤ちゃんの変化

赤ちゃんがもっともお腹の中で良く動き回るのは、妊娠8か月ころといわれています。身体の臓器も出来上がり、機能もだいぶ発達してきましたので、動き回るのが楽しくて仕方ないのかもしれません。妊娠9か月頃になると、だんだんと下向きに固定されることが多くなります。赤ちゃん自体が大きくなっているので、子宮の中を狭いと感じているかもしれません。この頃にまだ赤ちゃんの頭が上を向いていると、逆子になる可能性もあります。健診などの時に逆子になっていると、逆子体操(逆子を戻す体操)を勧められることもあります。妊娠10か月頃には、ほとんど骨盤の中に頭を入れた格好になります。いよいよ産まれるための準備を始めているのです。赤ちゃんが大きくなったのと、頭が固定されつつあるので、あまり胎動を感じなくなるかもしれませんが、時々でも動くのを感じれば大丈夫です。

妊娠後期の夫婦生活

かつては精子の中に子宮を収縮させる物質があるとか、女性がオーガニズムに達することで子宮が収縮するとか、とかく妊娠中は夫婦生活は無い方が良いといわれてきました。 しかし最近では、特に妊娠中の夫婦生活がそのまま流産や早産につながることはないといわれています。それよりもむしろ、妊娠中に夫婦生活を持たないままでいると、産後の女性はより性欲がなくなる傾向にありますので、出産前の方がママとパートナーとの絆を深めるには良いタイミングかもしれません。
たしかに妊娠後期のママのお腹はかなり大きいものですし、動きも緩慢になっています。ですので、無理はせず、回数は控えめに。体位についてもお腹を圧迫しない、ママが苦しくないような体位を工夫する必要があります。また、お腹の張りや痛み、出血などがある時は控えて下さい。切迫早産などで医師から止められている場合も同様です。
※妊娠超初期についての詳細は妊娠超初期 とは:症状、生理と着床出血、注意すべきこと をご覧ください。

【妊娠後期】

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2016/09/15 12:00掲載

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