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食後の眠気 を予防するにはどうすればいい?
1:胃への過剰負荷を抑える
腹八分目を心がけ、消化する量を抑えましょう。また、ゆっくり良く噛んで食べることで胃腸での消化を助けます。油ものを控え、消化の負担を減らす昼食をとるといいでしょう。
2:食べる順番を変える
眠気を感じる人は、今より糖質を少し減らしてみましょう。食べ方のポイントは、食物繊維から先に食べることです。食物繊維は糖質の吸収を抑え、血糖値の上昇を緩やかにします。食物繊維は野菜・海藻・きのこなどに多く含まれます。丼や麺類単品ではなく、野菜をしっかり摂り、野菜から食べ始めるようにしましょう。
食後の眠気 対策とは?
初めにも述べたように、軽い眠気はリズムとして誰にでも起こるもの。可能であれば、昼寝をしましょう。食事内容を見直すことも大切ですが、「眠いのなら寝る」も良い方法です。一般的に、午後3時までの15~30分の昼寝は夜の睡眠に影響することもなく、日中の眠気に対して効果があり、その後の集中力が高まると言われています。
夜の睡眠が十分でなければ日中眠くなるのは当然です。食後の眠気にお困りの方、睡眠時間を十分に確保し、食事を見直してみてはいかがでしょうか。
執筆:南部洋子(助産師・看護師・タッチケア公認講師 株式会社 とらうべ 社長。国立大学病院産婦人科での経験後、とらうべ社を設立。タッチケアシニアトレーナー)
監修:岡本良平(医師)
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