自動運転システムの導入 :高齢社会に革新?! 2020年の実用化目指す「トヨタの自動運転」の可能性とは

Mocosuku(もこすく)
  • 自動運転システムの導入 :高齢社会に革新?! 2020年の実用化目指す「トヨタの自動運転」の可能性とは

  • Mocosuku(もこすく)
医療資格者や専門家だけの記事を配信

自動運転システムの導入 :高齢社会に革新?! 2020年の実用化目指す「トヨタの自動運転」の可能性とは

公開日時

 自動運転システムの導入 :身体障がい者の運転の負担も軽減

 

また、このような 自動運転システムの導入 を必要としているのは高齢者だけではありません。
手や足に障がいを持つ身体障がい者の中にも、生活面での必要性から、自分で車を運転する人は大勢います。彼らの多くは、手をハンドルに固定したり、通常はペダルでおこなう操作を手動のレバーでおこなえるようにするといったオプションを装備することで、車を運転できていますが、運転への不安や、操作に費やすエネルギーは一般ドライバーの比ではありません。

 

自動運転の本格的な導入に際しては、法改正をはじめとする環境整備が同時に求められているとのことですが、少子高齢化・核家族化が進み、地方においては交通手段がなく日常の買い物ができない「買い物難民」も問題となっている現代において、「あらゆる人に移動手段を提供できる」こうしたシステムの開発は急務といえそうです。
事故を防ぎ、生活をサポートする自動運転の開発・導入には、ほかにもコストや安全面の問題などが指摘されていますが、こうした課題をクリアすることにおいて、日本の技術力は試されているのかもしれません。

 

 

<執筆者プロフィール>
井澤佑治(いざわ・ゆうじ) ライター
通販メーカーのコピーライターとして、健康食品などの広告を数多く手がけたのちに、ダンサーとして独立。国内外で公演やワークショップ活動を展開しつつ、身体操作や食事療法などさまざまな心身の健康法を探究する。現在はダンスを切り口に、高齢者への体操指導、障がいや精神疾患を持つ人を対象としたセラピー、発達障害児の療育、LGBTの支援などにも携わっている。

 

<参考>
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151006-00000055-reut-bus_all
(トヨタ、高速道路で自動運転 2020年にも実用化へ)
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotu/sokudo_sisin/image/sisin_siryo.pdf
(警視庁)

スポンサーリンク

先週よく読まれた記事

ヨガはどうしてカラダに良いの? 医学的に掘り下げてみよう

執筆:吉村 佑奈(保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ 昨今のヨガブームにより、趣味としてヨガを楽しまれている方も多いのではないでしょうか。 「なんとなく健康に良さそう」というイメージの強いヨ...

不眠症ならぬ「過眠症」をご存じですか? 症状や原因とは

執筆:吉村 佑奈(保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ あなたは自分の睡眠に満足していますか? 睡眠の悩みと聞くと、多くの方が思い浮かべるのは「不眠症」でしょう。 しかし、「過眠症」で悩んでい...

朝起きたら首が… やっかいな「寝違え」の原因と治し方

執筆:南部 洋子(助産師・看護師・タッチケア公認講師) 医療監修:株式会社とらうべ 「朝起きたら首が痛い・・・寝違えたかも!?」 このような経験、どなたも一度はあるでしょう。 そもそも寝違えはどうして...

冷え対策に、「温活」をはじめよう!

執筆:吉村 佑奈(保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ 婚活、妊活、終活など、最近は「〇活」というコトバがよく使われています。 「温活」もそのうちのひとつで、今や書籍やインターネットなどあちこ...

「失神」と「睡眠」の違い どこに注目すればいい?

執筆:南部 洋子(看護師) 監修:坂本 忍(医師、公認スポーツドクター、日本オリンピック委員会強化スタッフ) 「失神」と「睡眠」の違い、見た目ではなにがどう違うのか、わかりませんよね。 例えば、飲み会...

つった! 寝ていたら足がつるのはどうして?対処法は?

執筆:山村 真子(看護師・西東京糖尿病療養指導士) 夜寝ている時、突然足がつってしまい、激痛で目が覚めた! そんな経験をされた方、いらっしゃいませんか? 突然起こる足のつり。どうしてこのようなことが起...

働く人に増えている「適応障害」 原因となる3つのパターン

執筆:山本 恵一(メンタルヘルスライター) 医療監修:株式会社とらうべ 環境にうまくなじめないことから、落ち込んだり、意欲や自信を喪失したり、イライラして怒りっぽくなったり、体調面が悪くなったり、場合...

【老後】新着記事

今から予防できる! 高齢者の体力低下「フレイル」とは

今から予防できる! 高齢者の体力低下「フレイル」とは

執筆:藤尾 薫子(保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ 人類未踏の超高齢社会を迎え、できるだけ介護や医療などの世話にならず「健康で快適な生活」を保つことは重要な課題です。 その指標として注目...

2018/05/20 18:30掲載

「孤独」が健康リスクに? 「孤独」が健康に及ぼす影響とは

「孤独」が健康リスクに? 「孤独」が健康に及ぼす影響とは

執筆:山本 恵一(メンタルヘルスライター) 医療監修:株式会社とらうべ 「無縁社会」という寂しい言葉がユーキャン新語・流行語大賞のトップテンに選ばれたのは2010年のことでした。 絆が薄れ孤立する人...

2018/04/29 18:30掲載

NNKよりPPK。「老衰」という逝き方を考える

NNKよりPPK。「老衰」という逝き方を考える

執筆:藤尾 薫子(保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ いま、日本では超高齢社会が到来しています。 メディアなどでも高齢者・老人についてのイベントや情報が増えていますね。 そんな超...

2018/03/21 18:30掲載

30代からは「筋肉の質」 今日からロコモ対策はじめませんか?

30代からは「筋肉の質」 今日からロコモ対策はじめませんか?

執筆:南部 洋子(助産師・看護師・タッチケア公認講師) 医療監修:株式会社とらうべ 現在日本は、誰も経験したことがない超高齢社会に突入しています。 誰だって年はとるものです。 ほとんどの人は最...

2018/02/08 18:30掲載

在宅ケア? 施設ケア? 人生の最期をどこで迎えるか

在宅ケア? 施設ケア? 人生の最期をどこで迎えるか

執筆:山本 恵一(メンタルヘルスライター) 医療監修:株式会社とらうべ 人生の最期を、どこで迎えたいか。 内閣府の調査などによると、「どこで最期を迎えたいか」については、回答者の半数以上が「自宅...

2017/08/26 18:30掲載

5つのタイプに分けられる?「お年寄りならではの性格」について

5つのタイプに分けられる?「お年寄りならではの性格」について

執筆:山本 恵一(メンタルヘルスライター) 医療監修:株式会社とらうべ 「頑固でワガママ」だとイメージされがちなお年寄り。 しかしみんながみんな、「頑固でワガママ」なわけではありません。ある心理...

2016/12/29 12:00掲載