出産に備える「カラダの妊活」、気になるこんな症状は放っておかずに「婦人科受診」を!

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出産に備える「カラダの妊活」、気になるこんな症状は放っておかずに「婦人科受診」を!

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子宮ケアのために普段からできること

 
子宮の健康を左右するのは、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)という2つの重要な女性ホルモンです。これらは卵巣から分泌されています。さらにこの分泌をコントロールしているのは、じつは脳なのです。

 

脳ではまず、視床下部というところからGnRH(ゴナドトロピン放出ホルモン)が分泌され、それに伴って脳下垂体からFSH(卵胞刺激ホルモン)とLH(黄体化ホルモン)が分泌されます。この2つによって性腺が刺激を受けると、卵巣から卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン) が分泌される、という仕組みです。

 

それぞれのホルモンは、卵胞の成熟や排卵、妊娠の継続など、女性機能に重要な役割を果たします。

 

とくに生理が終わってから排卵までは、卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌が多い時期「卵胞期」で基礎体温は低温を示します。一方、排卵後から生理までは黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌が多くなる「黄体期」と言い、基礎体温は高温を示します。

 

このように、基礎体温をつけることは、ホルモンバランスを知ることでもあります。

 

女性ホルモンの分泌指令をつかさどる脳の視床下部は、ストレスの影響を受けやすいものです。きちんと機能しなくなると、生理や体調にも悪影響が出てしまいます。
 
ですから、精神面でも自分の強み、弱みを知っておくことは大切です。忙しい毎日のなかでストレスを受けたときに、どのように発散したり解消できるかも、見つけておきたいですね。

 
太田郁子先生・倉敷平成病院婦人科医長
 
<監修者プロフィール>
太田 郁子(おおた・いくこ)
倉敷平成病院婦人科医長、医学博士、日本子宮内膜症啓発会議実行委員
 
 
<執筆者プロフィール>
南部 洋子(なんぶ・ようこ)
助産師・看護師・タッチケア公認講師・株式会社 とらうべ 社長。国立大学病院産婦人科での経験後、とらうべ社を設立。タッチケアシニアトレーナー

 

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