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なんで「ウィートグラス」が注目されているの？

ウィートグラスはその含有栄養素の総合力に注目されています。ウィートグラスに含まれる栄養素は、たんぱく質、ビタミン、ミネラルなどその種類が豊富で、日常の食事で不足する栄養素を補ってくれます。特にダイエット中で食事量が少なかったり、栄養バランスが偏りがちになったりするでしょう。ウィートグラスは健康的なからだを保つための補足にぴったりなのです。

 

クロロフィル

なかでも特徴的な栄養素。成分の70％を占めている、緑色の色素成分です。クロロフィルは抗酸化物質で、活性酸素を抑え、シミやシワを防いだり、血液をきれいにしたりと老化防止に働きます。また、体中に酸素を送るヘモグロビンの生成を助け、酸素を運ぶ役目も果たします。そのため、ヘモグロビンが減って体内に酸素がまわらずに起こる倦怠感や頭痛、めまい、冷えや代謝低下などの不調を改善するのに役立ちます。

 

食物繊維

言わずと知れた身体にいい栄養素。腸内環境を整え、便秘解消や免疫力を高めることはもちろん、糖や脂質の吸収を調整する働きも注目されています。ウィートグラス粉末1食分（3g）中に含まれる食物繊維は1.2g。その量を摂るには、レタス3～4枚（100g）、キャベツ2～3枚（80g）が必要です。ウィートグラスの手軽さがよくわかりますね。

 

「ウィートグラス」のオススメの食べ方

クロロフィルも食物繊維も細胞壁に覆われていることから、粉末や圧縮タイプのジューサーを使用し、すり潰すなどの加工をすることで効率よく摂取することができます。味に苦みがあるため、バナナやリンゴなど甘みの強い果物と合わせたり、パンケーキやパン、ポタージュスープなど料理に粉末を加えたりするのもおすすめです。クロロフィルが多いことから、濃い緑色になることを心に止めておいてください。それが身体に良い働きの証です

 

参考：トレンド総「2016年トレンド予測」（http://prw.kyodonews.jp/prwfile/release/M102314/201512106355/_prw_PR1fl_y8F44PQG.pdf）

 

執筆：山本ともよ（管理栄養士）

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