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「占い依存症」で多大な出費も
そんな需要の受け皿となって急成長しているのが、ネットを介して電話やスマホなどで行う占いです。
ネット上で好きな占い師に電話で占ってもらうことができる「電話占いサイト」や、スマートフォンで占い師に直接相談できる「占いアプリ」などが人気を呼んでいます。
手軽に利用できるだけに、気をつけたいのが使いすぎ。ある電話占いサービスの料金は、1分あたり220円だそうです。当然ですが、10分なら2200円に、100分なら22000円になります。
話に夢中になると、数十分や1時間はあっという間に過ぎてしまいます。
職場の人間関係の悩みなどを毎日のように数時間相談し、いつの間にか数百万円も注ぎ込んでしまったというケースもあるのだとか。
単なる未来予想の占いと違って、カウンセリング的な占いは「それなしには行動・選択できない」または「やめたいのにやめられない」という「占い依存症」に陥りやすい危険性もはらんでいるのです。
こんな占い師には要注意
占い依存症には、特定のお気に入り占い師に入れこんでしまう場合と、期待する結果が出るまで占い師を渡り歩く「占いジプシー」となる場合とがあります。
いずれにしても、悪徳占い師にとっては、相手を「依存させること」こそが狙いです。
自分にも周囲の人にも悪影響をもたらす依存症に陥らないためにも、危ない占い師の傾向を把握しておくことが賢明です。例えば、下記のようなケースには特に注意しましょう。
●法外な料金を設定している、無駄に時間を引き延ばそうとする
●「この先、悪いことが多く起きそう」など、脅迫めいたことを言う
●占いとは直接関係のない品物を買うように勧めたり、宗教などに勧誘する
心が弱っているときは、このような悪徳占い師にひっかかりやすい状態であると自覚しておくことも必要です。自分自身や家族・友人などが占い依存症と疑われる場合は、専門医への相談も検討しましょう。
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