せっけん、シャンプー、歯磨き。「薬用」はなにが良いの?

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せっけん、シャンプー、歯磨き。「薬用」はなにが良いの?

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薬用シャンプーとは

 
薬用シャンプーにはフケ、かゆみの防止としての有効成分が配合されています。抗菌、肌荒れ防止などの成分です。
 
通常のシャンプーは、「予防」効果を謳うことはできません。洗浄力が高すぎて、皮脂を取りすぎる可能性があります。
 
界面活性剤を使っているものがあり、必要な皮脂まで取ってしまうことがあるからです。
 
そのため、なかには乾燥している頭皮にはあまり向かないものもあるようです。
 
頭皮が乾燥してかゆみを感じる場合には、薬用シャンプーがおすすめです。自分の頭皮にあったものを選択しましょう。

 
 

薬用歯磨きとは

 
薬用歯磨き剤はペースト状のものだけでなく、液体のマウスウォッシュタイプも含まれます。
 
薬用成分としては、殺菌効果や抗炎症効果のあるものが配合されています。
 
歯周病や歯肉炎の予防としての効果が期待できます。β―グリチルレチン酸、イソプロピルメチルフェノール、サリチル酸メチル、トラネキサム酸などの成分です。
 
最近では虫歯予防の効果を高めるものとして、フッ素ジェルを塗って歯にコーティングするものもあります。そのほかにも、プラーク(歯垢)を分解除去するものなどさまざまあります。
 
自分の歯の健康状態に合った歯磨きを選びましょう。

 
 

<執筆者プロフィール>
南部 洋子(なんぶ・ようこ)
助産師・看護師・タッチケア公認講師・株式会社 とらうべ 社長。国立大学病院産婦人科での経験後、とらうべ社を設立。タッチケアシニアトレーナー

 
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供

 

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