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布団の洗濯
前述の厚労省通達には、布団は半年に1回洗う、とありますので、それをベースに考えると、冬布団の洗濯は、布団を入れ替える時がよさそうです。
押し入れに長くしまっていると、ダニの発生や湿気がこもる、といったことが考えられます。
冬布団は1年に2回、押し入れから出したときと、しばらくしまっておくという、夏布団との入れ替えのタイミングを標準にするとよいでしょう。
布団は洗濯機では洗えないので、クリーニング業者に頼むか、天日干しをしましょう。
また、布団にはカバーやシーツをかけて、それらは週1回くらいの頻度で洗濯しましょう。
セーターの洗濯
セーター類は、着用のしかたと素材により、加減を見ながら洗濯しましょう。
着用のしかた
セーターを地肌の上に直接着用するか、インナーなどの上から着用するか、また、汚れが表面についているか、どのような活動をしたか、どのような場所で過ごしたか・・・などにより、洗濯の頻度は変わってきます。
ここはご自身が確認して臨機応変に洗濯頻度を決めましょう。
素材
セーターの素材は、天然繊維の羊毛、カシミア、アンゴラ、それに、化学繊維のアクリル、トリアセテートなど、また混紡(二種類以上の異なる繊維が混ざっていること)などさまざまです。
セーターに多い素材は、羊毛(ウール)ですが、水に濡れると毛のウロコのような部分が膨らみ、絡み合って縮むフェルト化という現象が起こりやすくなります。
ですから、洗濯機のウールマークコースや、オシャレ着用洗剤で手洗い、または、ドライクリーニングなどをチョイスして、フェルト化を防ぐように洗いましょう。
しかし、上質な生地は、たとえプロのドライクリーニングに頼んでも、劣化のリスクは避けられません。
洗濯頻度が低いにこしたことはないのです。
セーターの質と洗濯頻度を考え、シーンにあったセーターの選び方をするとよいでしょう。
新しく購入するときに、そうした目線を持つことも大切ですね。
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