日本でも患者さんが多い? 難病「ベーチェット病」について

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日本でも患者さんが多い? 難病「ベーチェット病」について

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ベーチェット病の活動期と寛解

 
ベーチェット病は、突発的に起こる病状の悪い時期(活動期)と、病状が治まっている時期(非活動期)を繰り返します。
 
非活動期が続いている状態を「寛解(かんかい)」と呼んでいます。
 
専門医は、寛解期でも油断しないで受診をするよう切望しています。
 
眼症状や特殊病型でなければ、予後は良好と考えられています。
 
眼症状とくに眼底に網膜ぶどう膜炎があるときは、視力の予後は悪いといわれていますし、特殊病型は難治性であることが多く、後遺症が残る可能性もあります。
 
 

日常生活における注意点

 
ベーチェット病は、副症状が主体だと診断が難しい病気です。
 
類似している別の病気との区別、症状の多様さに加え軽症から重症まで個人差があることも診断を困難にしている要因です。
 
患者さんは全身の休養と保温、ストレスの軽減を心がけてください。
 
また、口腔内を衛生に保つこと、喫煙は悪化因子になるので禁煙に努めること、バランスの良い食事を摂ることなどに留意するよう求められています。
 
 
【参考】
難病医学研究財団/難病情報センター『ベーチェット病(指定難病56)』(http://www.nanbyou.or.jp/entry/187)
 
 
<執筆者プロフィール>
藤尾 薫子(ふじお かおるこ)
保健師・看護師。株式会社 とらうべ 社員。産業保健(働く人の健康管理)のベテラン
 
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
 

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