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フレイルの進行を改善するには
フレイルを受けいれ寝たきりなどを防止していくために、介護施設やリハビリといった専門的な現場だけでなく、地域社会レベルでも様々な活動が活発に行われています。
次のような取り組みが奨励されています。
とくに慢性疾患など持病のコントロール
低栄養状態を回避し筋力をつけるため良質なたんぱく質を摂取する栄養療法や運動療法
筋力維持を目的としたレジスタンス運動(いわゆる筋トレ)
予防接種や生活習慣の改善などによる感染症予防
「転ばぬ先の杖」というように、フレイル対策は若いうちから意識しておくことが大切です。
子どもの頃から食生活や運動、生活習慣などが整っていると、高齢になってからの「元気さ」を維持しやすくなるでしょう。
老化や介護を「他人事」と思わない空気がもっと浸透することを願います。
<執筆者プロフィール>
藤尾 薫子(ふじお かおるこ)
保健師・看護師。株式会社 とらうべ 社員。産業保健(働く人の健康管理)のベテラン
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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