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執筆:井上 愛子(保健師・助産師・看護師)
医療監修:株式会社とらうべ
健康へのさまざまな悪影響が取り沙汰されているタバコ。
実はお肌のトラブルにつながるという、女性はとくに気になるドッキリな指摘もあります。
喫煙者の多くに現れるという「スモーカーズフェイス」…
なぜこのような現象が喫煙によって起こるのかご説明しましょう。
減らない女性の喫煙率
タバコの健康被害が広く認知され、公共の場での喫煙を取り締まる法律も強化される中で、全体としては減少しつつある喫煙率。
「2018年全国たばこ喫煙者率調査」によると、2017年の成人男性の平均喫煙率は28.2%で、ピーク時と比較して大幅な減少傾向が見られます。
一方、成人女性の平均喫煙率は9.0%で、多少は減少しているものの横ばい状態が続いています。
女性でいちばん喫煙率が高いのは40代で、13.7%という結果が示されています。
女性の40代というと、肌のハリの低下やくすみ、シワ、たるみなどが気になってくる年代です。
また、タバコは女性ホルモンにも影響を与えますので、年代を問わず女性特有の健康被害が生じることも明らかになっています。
体格差などの関係もあり、女性の方がタバコの影響を受けやすい体質と言われています。
次項からは、お肌へのさまざまな悪影響について詳しく見ていきます。
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