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受動喫煙を避ける
受動喫煙症の初期症状を放置していると、次第に身体が慣れてきて、継続した有害物質の吸入を許し、「慢性受動喫煙症」と呼ばれる、化学物質過敏症、アレルギー性皮膚炎、気管支炎、喘息、副鼻腔炎、肺がんなどの症状を引き起こすリスクを高めます。
初期症状を自覚した段階で、タバコの煙が立ち込める場所は避け、長居をせずに、早めに立ち去る習慣をつけましょう。
なかなか禁煙できない!という悩み
自分自身や家族がなかなか禁煙はできない、という場合は、禁煙外来を受診し、喫煙を「治療」することも、受動喫煙による健康被害を避ける方法です。とくに、妊娠中の女性や幼児のいる家庭では、受動喫煙に十分に注意することが大切です。
井上 愛子(いのうえ あいこ)
保健師・助産師・看護師・保育士
株式会社 とらうべ 社員。産業保健(働く人の健康管理)のベテラン
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