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まつげのメイク はいろいろなものが登場してきています。なかでも施術が難しいといわれていた「まつげエクステンション(エクステ)」は、今ではあちこちのサロンで手軽に受けられるようになり、道具を手に入れて自分で行う人もいます。その反面で、国民生活センターには、まつげエクステを受けてから、目が痛くなったなどの相談が2010年度以降、年間100件以上寄せられているということで、改めて消費者に注意を呼び掛けています。こうしたまつげメイク、アイメイクによって起こるトラブルはエクステ以外にもあります。事例と原因について解説しましょう。
まつげエクステンションの原因は接着剤
まつげエクステションは、専用のグルー(瞬間的な効力がある接着剤)で、自前のまつげの間に一本一本人工の毛を付けていくものです。国家資格である美容師免許がないと施術は行えません。
エクステを受けてのち、どのような症状を訴えてきた人が多いのでしょうか。PIO-NET(パイオネット:全国消費生活情報ネットワーク・システム)の調査によると
「目が痛い」
「目が充血した」
「まぶたが腫れた、かぶれた」
「目がかゆい」
というものでした。
訴えの事例としては、
『知人の紹介でまつ毛エクステンションをしたが、施術中から液が目にしみて「痛い」と伝えたが「もう少しで終わるので我慢するように」と言われていた。施術が終わってからも、目が痛くて充血し涙がとまらない。どうしたらよいか。施術者は、自宅でエクステをやっている人で、美容師免許を持っていないという。違法なことではないか』
『1週間前に無料情報誌を見てまつ毛エクステの施術を受けた。施術の翌日に目が腫れたため医師の診察を受けると、「エクステに使用した接着剤が原因でのアレルギー性結膜炎」と診断された。医師の治療により症状は改善している』
というものがあります。
原因としては、ひとつは使用されている接着剤、そして美容師ではない人が施術を行う、つまり違法な営業にありました。
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