(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
肺がんの検査と予防
肺がんの検診方法とされているのは「胸部X線検査」です。さらに喫煙者の場合には「胸部X線検査」と「喀痰細胞診(かくたんさいぼうしん)」を組み合わせて検査します。この場合、喫煙者とは喫煙指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が 400本、または600本以上の人が対象となります。また、血液検査でがんの有無や進行度合いを確かめる方法もあります。体内に腫瘍ができると、血液中に「腫瘍マーカー」と呼ばれる特殊な物質が現れます。腫瘍マーカーにはCEA、シフラ、ProGRP、NSEなどがあります。
肺がんの予防には禁煙が最も重要ですが、定期的に検診を受けて早期発見を心がけることも大切です。
監修:坂本 忍(医学博士)
スポンサーリンク