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持家のメリット
自己所有
ローン完済後は、賃貸と比べて居住費大幅削減
住み続けられる安心感
好みに応じてリフォーム可能
など
持家デメリット
経年劣化の対応にするための維持コスト負担
固定資産税や火災保険料の負担
転勤や子どもの自立などのライフスタイルの変化に合わせた住み替えは困難
隣人を選べない
返済途中で収入環境・他の変化があってもローンの返済は“待ったなし”
など
今回のマイナス金利の導入により、今後住宅ローン金利の更なる低下も考えられます。
その意味では、住宅購入を検討されている方にとっては、朗報だと思います。
その際には、持家のメリット・デメリットをしっかり把握した上で検討しましょう。
他方、既に購入した方で住宅ローンの借換えにより適用金利の低下が見込める方は、借換えコスト(保証料や登記費用など)を勘案してもメリットが出る場合もありそうです。該当しそうな方は、検討してみると良いでしょう。
新規の住宅ローンあるいは借換えとも、今後の住宅ローン金利の行方は注目です。
※ 1日本銀行:マイナス金利付き量的・質的金融緩和の導入
http://www.boj.or.jp/announcements/release_2016/k160129a.pdf
※ 2 住宅金融支援機構:フラット35
http://www.flat35.com/
<執筆者プロフィール>
石村衛(いしむら・まもる)
FP事務所:ライフパートナーオフィス代表ファイナンシャルプランニング1級技能士(CFP)東洋大学卒業。メーカー勤務の後、FP事務所:ライフパートナーオフィスを横浜市戸塚区に開設。地域に根ざしたFP活動を志向し、住宅ローン、不動産・証券投資、保険、貯蓄・など一般家庭のお金にまつわる様々なアドバイスを行っている。 お金に係わる出前授業を小・中・高校で実施。また、高等学校の保護者会などで進学費用や奨学金・教育ローンの講演多数。東京都金融広報委員会 金融広報アドバイザーとして活動中
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