運転しやすく安全な、子どもの「自転車」と「ヘルメット」の選び方とは?

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運転しやすく安全な、子どもの「自転車」と「ヘルメット」の選び方とは?

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ヘルメットの大切さ

警視庁の調べによると、平成23〜25年度の東京都内での自転車事故死亡者の損傷部位は、64.1%が頭部だったことがわかっています。この調査に先立って、平成20年6月の道路交通法改正では、幼児および13歳未満の児童に対するヘルメットの着用努力義務が定められましたが、依然としてこのような数字です。子どものころからヘルメット着用を習慣化して、ぜひ大人になっても続けたいものですよね。

 

子どもに自転車を購入する際には、合わせてヘルメットも購入しましょう。
選び方のコツは以下のようです。

 

1.まず子どもの頭のサイズを測ります。額と後頭部のもっとも出っ張っている部分、さらに耳のすぐ上を通るラインをグルリと測り、適切なサイズのヘルメットを選びます。
2.あご紐や後頭部のサイズ調整機能(アジャスターバンド)があれば緩めて、ヘルメットのつば部分が水平に前を向くようにかぶります。きちんと前方が見えているか、当たって痛い箇所がないかなどを確認しましょう。
3.次に、後頭部のアジャスターバンドを痛くない程度に締めて固定し、あご紐は指1本が入る程度に締めます。アジャスターバンド機能がないもので微妙な隙間ができてしまう場合は、内装部分にスポンジパッドを追加するなどしてグラつきを防止しましょう。

 

軽量で空気抵抗を抑えた造りの自転車用のヘルメットは、一見心もとないようにも見えますが、頭の柔らかい子ども向けは、特に側頭部への衝撃吸収を特に強化したり、転倒時に簡単に脱げないよう、あご紐の構造や素材に細心の注意が払われています。

 

また、どんなに厳選しても、日々子どもが使う自転車とヘルメットは消耗品です。定期的に親がチェックをし、信頼できる自転車店に見せて相談することも大切です。

 

<参考>
警視庁 自転車の正しい乗り方
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotu/bicycle_leaflet/image/2015_2.pdf#search='警視庁+自転車+事故+損傷+頭部'
ブリジストン 子供用自転車の選び方
http://kidscycle.jp/select/index.html
OGK チャイルドメット 正しいヘルメットの選び方、かぶせ方
http://www.ogkkabuto.co.jp/childmet/gimu/gimu.html

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