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執筆:井上愛子(看護師)
「いつ頭痛が起こるか不安」、「大事な用事の時に限って頭痛が起きてキャンセルせざるを得ない…」というように、慢性的な頭痛もちであるがゆえに憂うつな気分になったり、痛みによって日常生活に支障を来している人は少なくありません。
最近は、生活習慣やストレスだけでなく、パソコンやスマートフォンの普及によって目を長時間酷使することも原因の一つとなっており、誰もがかかり得る現代病となっています。
頭痛で病院に行く人は少ない実態
頭痛に悩んでいる人の対処法として最も一般的なものは、市販の頭痛薬の使用です。
一方で、とくに何もせず痛みを我慢する人も珍しくなく、頭痛のために病院を受診する人は少数と言われています。その理由は、痛みが治まってしまえば何ともないから、という意見が多数です。また、病院に行くのは大げさなのでは?と考え、自分なりの方法で対処している人もいます。
適切な市販薬の使用で症状が治まる場合は問題ありませんが、毎日のように薬を飲み続けたり、痛みが心配で前もって薬を飲んでしまうような状況になってしまうと、薬が効かなくなってしまったり、頭痛が悪化することもあります。
頭痛の原因には、脳梗塞や脳腫瘍など命に関わる病気が隠れていることもあるため、安易な自己判断はとても危険なのです。
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