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突発性難聴が疑われる場合
突発性難聴の初期症状には次のようなものがあります。
・片耳だけをふさいだような詰まった感覚がある
・立ちくらみやめまいなど平衡感覚がおかしくなる
・耳鳴りがする
・吐き気がする
特徴的なのは、片耳にだけ症状が現れる点です。目を覚ますと片側の耳が聞こえない、昼間は聞こえていたのに夕方になったら急に聞こえない、というように症状は突然現れます。
注意しなければならないのは、突発性難聴の治癒率は約65%。つまり、3人に1人は治っていないのが現状なのです。発症から10日以上が経過すると、聴力が回復しにくくなるといわれています。
治療は、ステロイド薬、代謝賦活(ふかつ)薬、循環改善薬、ビタミン剤などの薬を使って行われます。治療を早期に開始するほど聴力が回復する可能性も高くなります。
突発性難聴はストレス社会の中で増えている病気です。疑わしい症状に気づいたら、すぐに耳鼻咽喉科を受診し、聴力の回復に努めてください。
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