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恋人の存在はドーパミンを分泌させる
同調査の研究のなかで、異性の友人の写真をみたときと恋人の写真をみたときの感情の高まりを、被験者にそれぞれ線分図に表してもらっています。
異性の友人の写真を見せたときの感情の高まりが平均14.8mmの線分で表せるのに対し、恋人の写真を見たときは平均55.3mmに高まるという結果になりました。
この結果をグラフに表したところ、ドーパミン神経の活性化レベルは、感情の高まりと正の相関があることがわかりました。
つまり、主観的な恋愛感情と客観的に測定可能なドーパミン神経の活動は深く関わっているのです。
ドーパミンを増やすには?
ドーパミンは、初めての経験やはじめての変化、感動に強く反応します。旅行へ行ったり、コンテストや抽選に応募したりしたときに感情が高まるのもドーパミンが分泌しているからです。
ドーパミンの分泌を増やすには、家にこもってばかりではなく外に出てみたり、新しいスポーツに挑戦したりすると良いのかもしれません。この季節はファッションスタイルを変えてみる、というのもいいですね。
【参考】
理化学研究所『熱愛中にドーパミン神経が活性化する脳領域を解明』(http://www.riken.jp/pr/press/2015/20150514_1/)
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