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ハンマーで殴られたような痛み「くも膜下出血」
くも膜下出血は、後頭部をハンマーで殴られたような激しい痛みを感じます。あまりの痛さに嘔吐することもあるほどです。
くも膜下出血は脳内の血管の一部が破れ、出血を起こした状態です。
命にかかわることがあるため、救急車を呼び、治療をすばやく受ける必要があります。救急車を待っている間は、できるだけ安静にして呼吸を整えましょう。
脳内に出血が起きているので、動かすことは危険です。
ほかにも急に後頭部に痛みを感じる場合は、脳出血や脳卒中も疑われます。手足が思うように動かない、目がよく見えない、思うように話せないなどの症状があります。
後頭部の痛みを「ただの頭痛」と放置しておくのは危険です。できるだけ早く病院で診察してもらいましょう。
<執筆者プロフィール>
南部 洋子(なんぶ・ようこ)
助産師・看護師・タッチケア公認講師・株式会社 とらうべ 社長。国立大学病院産婦人科での経験後、とらうべ社を設立。タッチケアシニアトレーナー
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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