(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
執筆:南部 洋子(助産師・看護師・タッチケア公認講師)
医療監修:株式会社とらうべ
頭痛だけでも辛いのに、吐き気も重なって苦しんだ経験はありませんか?
一体なぜ頭痛に加え、吐き気までが起こるのでしょうか?
ここでは、頭痛による吐き気と、疾患による吐き気に分け、それぞれの症状をご紹介いたします。
「吐き気が起こる頭痛」とは
二日酔い
・症状:ズキンズキンという激しい痛み、目がえぐられるような痛みを感じます。
なぜ二日酔いが起こるのか、正確なメカニズムは解明されていません。
しかし、アルコールの利尿作用によって脱水症状になり、脳の血管が拡張することで頭痛が起こるのではないかと考えられています。
激しい痛みや目の奥がえぐられるような痛みが特徴です。
二日酔いになったら、水分補給を一番に心掛けましょう。体内に残っているアルコールを、尿や汗として排出させることができます。特にコーヒーや緑茶には利尿効果もあるので頭痛の解消に効果的です。
偏頭痛
・症状:脈を打つような痛みを感じます。
偏頭痛は、片側あるいは両側のこめかみから目の周辺にかけて脈を打つように痛むのが特徴です。この症状が4時間~72時間も続きます。
頭痛とともに吐き気や嘔吐もあり、音や光に敏感になるので、横になってゆっくりと休みましょう。
スポンサーリンク