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がんの再発や転移の期間
がんが発生してから再発・転移するまでの期間は、悪性度やがんの種類、また日常生活の過ごし方によっても違ってきますので、一概には言えません。
治療によって原発巣を取り除いた場合、転移があるかどうかの検査は最初は半年後、その後は1年ごとに行います。
症状が出なくても腫瘍マーカーの値が上昇してきた場合は転移の可能性があるので、より詳細な検査が必要となります。
がんの三次予防
がんを治療したあとに「がんの転移・再発を防ぐ」ことを「がんの三次予防」と言います。がんが命を脅かす理由は、転移や再発があるからです。
病巣を取り除けば命が安全、とはならない点ががんの厄介なところです。
基本的なことですが、予防のためにはまず食生活の改善が必要です。
これまでの食生活を見直して、医師のアドバイスを元に「何をどのように食べるか」を考えて実践していきましょう。
かといって、我慢してばかりいるとそれがストレスになるので、気持ちに余裕をもって長続きさせましょう。
がんは早期発見・早期治療が肝心と言われますが、これは再発がんや転移がんでも同じです。
異常があったら見逃さないことが重要です。
面倒くさくても定期的な検査は欠かさないようにしましょう。
<執筆者プロフィール>
南部 洋子(なんぶ・ようこ)
助産師・看護師・タッチケア公認講師・株式会社 とらうべ 社長。国立大学病院産婦人科での経験後、とらうべ社を設立。タッチケアシニアトレーナー
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