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「そばかす」はどうしてできるの?
そばかすの医学的正式名称は、雀卵斑(じゃくらんはん)といいます。
6歳位からできるそばかすの原因は、ほとんどが遺伝によるものですが、そばかすができやすい色白の体質が遺伝しています。
その場合、思春期を過ぎると消えることが多いようです。
逆に後天的にできるそばかすは、大人になってからできてしまうと自然に消えることはほとんどないといわれています。
そばかすは鼻の周りや頬に細かく出来るのが特徴です。
斑点の大きさは、通常のシミより小さく散らばるように出来ていて、顔以外にも夏に紫外線を浴びることがある背中などにも出来ます。
そばかすの色が春から夏にかけて濃くなるのも特徴の1つです。欧米人など白人は、色が白いためにそばかすが出来やすいのです。
「シミ」や「そばかす」の予防法とは
シミやそばかすの対策は、毎日のお手入れがとても重要です。ターンオーバーを乱さない生活習慣を保つように工夫しましょう。
そのために、次のことを心がけてください。
・紫外線をなるべく浴びないようにしましょう。シミもそばかすも紫外線は大敵です。
・ビタミンCは予防効果があり、ビタミンEは、新陳代謝を活発にして、肌のターンオーバーを促進させる作用があります。ビタミン類は、肌の維持に欠かせない栄養素です。
・肌に刺激を与えないことも大事です。メラニンは肌を守るために作り出される物質ですから、刺激を受けると肌を守ろうとして、メラニンが作りだされてしまいます。
必要以上にメラニンを生成させないためには、肌への過度な刺激をしないことが大事なことです。
マッサージや洗顔の際にも力を入れ過ぎず、やさしく洗ってくださいね。
<執筆者プロフィール>
南部 洋子(なんぶ・ようこ)
助産師・看護師・タッチケア公認講師・株式会社 とらうべ 社長。国立大学病院産婦人科での経験後、とらうべ社を設立。タッチケアシニアトレーナー
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