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子宮筋腫・子宮腺筋症、それぞれの治療法は?
子宮筋腫も子宮腺筋症も、医学的な原因は、まだはっきりとしていません。
ただ、どちらも女性ホルモンが影響していることはわかっていることから、おもな治療法としては、超低用量・低用量エストロゲン・プロゲスチン配合剤(LEP製剤)や、プロゲスチン製剤(IUS:子宮内黄体ホルモン放出システムなど)、GnRHアゴニスト製剤といった、ホルモン療法を中心とした薬物療法と、外科的療法(手術)などがあります。
どの治療法を選択するかは、症状はもちろん、年齢や妊娠の希望などふまえた上で決定していきます。
ですから、受診の際には自分の希望を整理して、医師に伝えて相談することが大切なプロセスとなります。
「月経痛はガマンするもの」ではない!
月経にともなって起こる、さまざまな不快な症状に対して「ガマンすれば何とかなる」「ガマンすることがあたり前」と思っている女性が多いようです。
ですが、このように、そのツライ症状が病気のサインである場合があることを、ぜひ心に留めておいてください。
とくに未婚女性にとって、婦人科を受診することはハードルが高いかもしれません。
しかし、もし気になる症状があれば、「あの時に受診しておけば・・・」と後悔sしないために、思い切って早めに受診することをおすすめします。
<執筆者プロフィール>
青井 梨花(あおい・りか)
助産師・看護師・タッチケアトレーナー
株式会社 とらうべ 社員。病院や地域の保健センターなど、さまざまな機関での勤務経験があるベテラン助産師。
現在は、育児やカラダの悩みを抱える女性たちの相談に応じている。プライベートでは一児の母。
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