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疲労臭が起こる原因
カラダの疲れと肝機能などが低下したとき、疲労臭は起こりやすくなります。
次の項目は要注意とされています。
・過労気味
肉体疲労による代謝の低下
・ストレスが多い
精神的な疲れが代謝を低下
・肥満ぎみ
とくに脂肪肝だと肝機能が低下する
・お酒をよく飲む
大量にアルコールを分解することで肝機能が低下
・便秘がち
たまった便がアンモニアを発生させ、血流にのる
さらに、体内の次のような機能低下が疲労臭の原因として挙げられています。
肝機能の低下
エネルギー代謝や神経伝達物質の分泌が低下し、疲労による肝機能の低下はさらなる疲労を生みます。
また、通常は尿として排出されるアンモニアが、血液中に流れだすのも肝機能の低下から起こります。
腎機能の低下
血液をろ過して不要な老廃物を排出する腎臓の機能が低下すると、アンモニアが体内に残留して汗を臭くします。
汗腺機能の低下
慢性的な運動不足やエアコンの常時使用は、発汗をうまくできないという汗腺機能の低下につながります。
それで、アンモニアなどの老廃物をため込みやすくなり、外出時などで汗をかくとアンモニア臭い汗を分泌することになります。
血行の悪化
極端なダイエット、運動不足、睡眠不足、ストレスなどで血行が悪くなると、基礎代謝が低下してカラダが酸素不足になって「乳酸」を生み出します。
アンモニアは乳酸と結びつきやすく、乳酸が汗といっしょに分泌されてアンモニア臭を発生させます。
腸内環境の悪化
腸内環境が悪化すると便秘になり、アンモニアが便として排出されにくくなります。そこで、アンモニアが血液に取り込まれて全身をめぐり、汗となって分泌されます。
疲労臭の対策
疲れを溜めないこと、そのために、生活リズムを改善することが必要になります。
次のような項目がポイントとして紹介されています。
・規則正しい生活
・ストレスを軽減する
・アルコール摂取はほどほどにする
・食物繊維などを摂取し、腸内環境を整える
・シャワーではなく、湯船に浸かって血流をよくする
・アンモニア臭を抑える「ミョウバン」の入ったデオドラント剤を使う
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