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執筆:座波 朝香(助産師・保健師・看護師)
医療監修:株式会社とらうべ
「二次性頭痛」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
頭痛は、その種類や原因別に分類がされていて、大きく「一次性頭痛」と「二次性頭痛」に分けられます。
この記事では、「二次性頭痛」について詳しくご説明いたします。
「二次性頭痛」は普通の頭痛とどう違う?
一般的に、「“頭痛もち”で頭が痛い」という場合、「一次性頭痛」のことがほとんどです。
しかし、「いつもの頭痛とは様子が違う」「今までにないほどの痛み」などの場合には、「二次性頭痛」を疑う必要があります。
この2つは、『国際頭痛分類』によって種類や原因別に分類されています。
まず「一次性頭痛」とは、病気の正体として片頭痛や緊張性頭痛、群発性頭痛などがあり、痛みによって生活の質に影響することから治療が必要とされます。
一方、「二次性頭痛」は頭痛自体が病気の正体なのではなく、頭痛以外の病気が原因で起こるものです。
ですから、痛みの原因になっている病気を見つけ、その病気に特化した治療をしなければ頭痛は良くなりません。頭痛の原因となる病気は、放っておくと命にかかわるような場合もあります。
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