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加齢臭ってどんなニオイ?
加齢臭がどんなニオイなのか、ウェブサイトから記述を集めてみました。
ニオイは見えないので、客観的に「これ」と示すことはできません。
次のような言いまわしがみられました。
・酸化した油のニオイ
・数日経過した天ぷらのニオイ
・腐った油や魚のようなニオイ
・ブルーチーズ
・青臭いニオイ
・押し入れの中のニオイ
・ろうそく
・古本
・新聞紙
・古いタンス
・カメムシのニオイ
・スイカのニオイ
全体には、「青臭さ(漬物くささ?)」「酸っぱさ」「鼻を刺すような臭い」「古ぼけた臭い」が表現されているといえるでしょうか。
ところで、加齢臭は体臭の一つです。
人間にはさまざまな体臭があります。汗臭さ、口臭、ワキガ、足のにおいなどに加え、ふだんから使用している香水や整髪料、デオドラントなどのニオイが加齢臭に加わって、その人独特の加齢臭を醸しだすことになります。
また一般には、男性の方が皮脂腺から分泌される皮脂量が多いことや、女性ホルモンが加齢臭のもとを発生しにくくするという理由から、男性の方が女性よりも臭いはキツイようです。
嗅覚の順応(鼻バカ)
ニオイは目に見えないことに加え、鼻は、通称「鼻バカ」とも呼ばれる「順応」という現象を起こします。
これは、当初はかなり強いにおいでも、慣れてしまうとニオわなくなるという経験です。
体臭、衣服や枕・布団などについたニオイ、自室のニオイなど、自分のニオイが感じられなくなってしまい、無臭であるかのように錯覚してしまいます。
しかし、家族や知人、他人など周囲の人にはニオってしまうので、相手に不快な思いをさせたり、恥をかいたりすることもよく起こります。
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