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多汗症は何科で診てもらえるの?
多汗症の治療を行っている皮膚科を探して受診ができればベストです。
多汗症専門外来、発汗異常外来などがあたります。
お近くに見つからないときには、まず皮膚科を受診し相談してみましょう。
多汗症の治療にはどんな方法があるの?
原発性局所多汗症診療ガイドラインで、エビデンスに基づいて診療アルゴリズムが作られています。
手のひら・足の裏に対しての第一選択は「塩化アルミニウム溶液(布手袋をはめ、塩化アルミニウム溶液を染みこませてゴム手袋で密閉する治療)」と「イオンフォトレーシス(専用の機器を用いて直流電流を通電させる方法)」があります。
次の選択に「ボツリヌス毒素局注(ボツリヌス菌という薬を注射によって注入する)」があります。効果があまり長続きしないのですが、わきの下には一定の効果を出しています。
【参考】
『原発性局所多汗症診療ガイドライン(2015年改訂版)』(https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/genpatuseikyokusyotaknsyouguideline2015.pdf)
<執筆者プロフィール>
吉村 佑奈(よしむら・ゆうな)
保健師・看護師。株式会社 とらうべ 社員。某病院での看護業務を経て、現在は産業保健(働く人の健康管理)を担当
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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