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受診の適齢期と頻度
乳がん検診、子宮頸がん検診は、それぞれ受けるべき年齢の基準があります。
これは、健診を受けることでがんの早期発見ができ、将来そのがんによる死亡を減らすために効果的である年齢を意味します。
検診が効果的な年齢は、乳がんでは40歳以上、子宮頸がんでは20歳以上です。
厚生労働省の指針によると、いずれも2年に1度の頻度で受診するよう推奨されています。
また、年齢だけではなく、より効果的な検査方法についても検証されています。
子宮頸がん検診について
子宮頸がんを早期発見する上で、効果があるとされているのが「子宮頸部細胞診」です。
子宮頸がん検診では、子宮頸部細胞診のほか、問診、視診、内診を行います。
このうち、細胞診と内診について詳しく説明します。
子宮頸部細胞診
婦人科用の足が広がる診察台に座って行います。
医師が「膣鏡(ちつきょう)」と呼ばれる金属製の器具を使って、膣を軽く広げます。
検査用の綿棒を使って子宮頸部を軽くこすって細胞を採取します。
内診
膣の中側とお腹側から触診をして、膣や子宮、卵巣周囲の柔軟性や位置、腫れなどから、異常がないかを確認します。
内診も細胞診も痛みを伴う検査ではありませんが、恐怖心があるときや痛みが心配なときには事前に伝えておくと良いでしょう。
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