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お酒の飲みすぎによる下痢を防ぐ方法
過度な飲酒がもたらす下痢にもっとも有効な予防法は、お酒を飲む量を控えることです。
飲酒後の下痢が多いという人は、ご自身の適量を超えている可能性がありますので、飲酒量を見直してみましょう。
また、脂質や糖質が多い食べ物は、消化や吸収に影響を及ぼし、下痢の原因になります。
おつまみには、脂っこくなく消化のしやすいメニューを選んで予防しましょう。
このように、一般的にお酒の飲みすぎによる下痢には、痛みが少ない、お酒を控えると症状が改善する、といった特徴がみられます。
ですから、下痢以外に症状がある、お酒をやめても症状が治まらない、という場合は、ほかに原因があるかもしれません。
早めに病院を受診するようにしてください。
【参考】
・アルコール関連問題予防研究会「PREVENTION No.208 消化管とアルコール~口から肛門まで~」(http://al-yobouken.com/pdf/H21/PREVENTION_NO208.pdf)
・日本臨床内科医会「わかりやすい病気のはなしシリーズ42:ただしい下痢の対処法」(http://www.japha.jp/doc/byoki/042.pdf)
・コトバンク 家庭の医学館「感染性腸炎」(https://kotobank.jp/word/%E6%84%9F%E6%9F%93%E6%80%A7%E8%85%B8%E7%82%8E-793454)
<執筆者プロフィール>
吉村 佑奈(よしむら・ゆうな)
保健師・看護師。株式会社 とらうべ 社員。某病院での看護業務を経て、現在は産業保健(働く人の健康管理)を担当
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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