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ALSの治療
ALSの専門の診療科は神経内科です。
実際のところ、神経内科に患者さんがたどり着くまでに時間がかかる場合があります。
短期間に進行しますので、早く神経内科を受診することが重要です。
目下、治療には薬物療法と、運動療法、呼吸管理、栄養療法などが行われています。
また、うつ状態に陥る患者さんも少なくなく、心のケアも大切です。
進行すると、高次機能障害や前頭側頭型認知症が出現することもあるので、本人だけでなく、家族や介護にあたる方たちへの理解も有用です。
さらに、日本では名古屋大学医学部神経内科などが中心となり、JaCALSという研究組織が発足しました。
ALSの病態解明と治療法の開発を目指して、2006年から熱心な活動を続けています。
【参考】
・ALSアイスバケツチャレンジ(http://alschallenge.justgiving.jp/)
・毎日新聞 訃報 篠沢秀夫さん84歳(https://mainichi.jp/articles/20171026/k00/00e/040/217000c)
・ALS筋萎縮性側索硬化症の疾患・治療に関する情報プログラム(http://www.als.gr.jp/)
・日本ALS協会(http://alsjapan.org/)
・JaCALS(http://www.jacals.jp/)
<執筆者プロフィール>
藤尾 薫子(ふじお かおるこ)
保健師・看護師。株式会社 とらうべ 社員。産業保健(働く人の健康管理)のベテラン
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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