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カミソリで毛を剃るときの注意点
皮膚を温める
毛は温めると柔らかくなる性質を持っています。
剃る前に蒸しタオルなどで皮膚や毛を温め、血行が良い状態にすると処理しやすくなります。
身体が温まっている入浴後の処理もおすすめです。
ただし入浴中は、肌が濡れていて皮膚の角質をはがしてしまう可能性がありますので控えましょう。
クリームやジェルを使う
皮膚が乾燥した状態ではなく、クリームやジェルを使ってできるだけ摩擦を減らし、皮膚に負担をかけないようにしましょう。
剃る方向に注意する
カミソリは、毛の生えている方向に合わせて滑らせます。
反対方向に剃ると、皮膚の負担になることもありますので注意してください。
また、一気に剃るのも皮膚に過度な刺激を与えますから少しずつ剃りましょう。
剃ったあとは保湿する
このように細かな注意をはらっても、やはり除毛後の皮膚というのは繊細な状態になっています。
ワセリンなどで保湿をし、皮膚を保護してあげましょう。
カミソリは清潔に保つ
当然のことながら、不衛生なカミソリを使っていると、炎症など皮膚トラブルの原因になります。
定期的に交換して、常に清潔なカミソリを使うことを心がけましょう。
【参考】
・株式会社アイ・ビー・アイ インターネット調査(https://www.ururu-shaving.com/survey/140819.html)
・ゴリラクリニック(医療法人社団十二会) インターネット調査(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000067.000004342.html)
・北海道大学大学院医学研究院・医学部 皮膚科「新しい皮膚科学 第2版」より(http://www.derm-hokudai.jp/textbook/pdf/1-08.pdf)
・日経ウーマンオンライン「働く女性の脱毛研究会」(http://wol.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/120900115/122600003/?P=1)
<執筆者プロフィール>
吉村 佑奈(よしむら・ゆうな)
保健師・看護師。株式会社 とらうべ 社員。某病院での看護業務を経て、現在は産業保健(働く人の健康管理)を担当
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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