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うがいの効果って?
感染症の原因となる病原体の感染ルートは、口や鼻からの侵入であることが多く、物理的に洗い流す手洗いは感染症の予防に効果があります。
また、うがいは口腔内を清潔に保ち、外部から口腔に侵入してくる病原体などを排除してくれます。
口と鼻は、身体の中と直接つながっています。
鼻に空気が入ると、鼻毛や鼻粘膜にある非常に細かい毛である繊毛(せんもう)や粘液などが、ほこりや細菌・ウイルスの侵入を防いでいます。
しかし、口には構造上そうした働きがありませんので、直接身体の中に侵入させてしまうリスクが高くなります。
よって、うがいをして口から入ってくる病原体を洗い流せば、体内への侵入を防ぐ効果があるといわれています。
正しいうがいの方法って?
ところで、うがいはいつするといいのでしょうか。
うがいは、帰宅時に手洗いと一緒にするのがベストタイミングといえます。
人の多い場所に外出していると、感染症の原因になる病原体に触れる機会も増えますから、外出後の手洗いうがいはとても大切です。
また、食事の前や、周囲に風邪や感染症の人がいるような状況も、予防的にうがいをするタイミングになります。
感染症を予防するためのうがいは、次の2点を心がけましょう。
口の中の汚れを落とす:水またはうがい液を口に含み、ぶくぶくして吐き出す
のどの奥の汚れを落とす:再度、口に含み上を向き、ガラガラと喉の奥をうがいする
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