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お酒好きなアナタへのご提案
昨今、健康増進の立場から「適量のお酒を!」という働きかけが増えたと感じませんか。
「肝臓に負担をかけない」、「お酒の健康増進効果を引き出す」…など、健康障害へのリスク軽減を目的に、このフレーズは用いられます。
適量とは、一般的にはお酒に強くない人が約3時間でアルコール代謝ができる、アルコール20グラムが目安になっています。
おおよそ、ビールだと中瓶1本、日本酒一合、焼酎0.6合、酎ハイ500mlの換算です。
もちろん、適量には個人差がありますから、ご自身が「ほろ酔い」にとどまれる量を適量とみなしたらよいでしょう。
これに、肝臓の働きを助けるおつまみのチョイスが賢い飲み方です。
たんぱく質、ビタミンB1、ナイアシン、タウリンなどが推奨されています。
枝豆や野菜の盛り合わせ、焼き鳥、豆腐料理、刺身、そして、シメには脂質の少ないお茶漬けなどを選ぶ…といった具合です。
さらに、飲酒は脱水症状の危険がありますので、水分補給をしつつゆっくりと飲むこと、会話などを楽しみながら、やはりゆっくりと飲むこと、これがポイントです。
アルコールも含めたカロリー調整を!
このように、お酒を飲むときは、アルコールも1日の摂取カロリーに含めて考える方が賢明です。
肝臓に負担をかけ過ぎないように心がけ、もし、飲み過ぎてしまったら、次の日の飲酒量を減らすなど調節してください。
お酒はカロリーがある!という正しい知識のもと、食事とのバランスもとりながら、健康的なお酒を飲みましょう。
<執筆者プロフィール>
藤尾 薫子(ふじお かおるこ)
保健師・看護師。株式会社 とらうべ 社員。産業保健(働く人の健康管理)のベテラン
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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