あなたの周りは大丈夫?「ゲーム依存は病気です」とWHOが認定

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あなたの周りは大丈夫?「ゲーム依存は病気です」とWHOが認定

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本当は怖い…スマホ・ゲームへの依存

 
それでは、実際にゲーム依存に陥ったとき、身体や心にはどのような問題が生じてくるのでしょうか?
 
常にスマホでSNSをチェックする、ゲームから手が離せない…という状況になると、インスタント食品など手軽な食事で済ませたり、ほとんど食事を摂らなかったりと、食生活が乱れる人は少なくありません。
 
また、自宅に引きこもりがちで身体を動かさず、ゲームが深夜にまで及ぶと寝不足どころか昼夜逆転になる人もいます。
 
このような生活習慣の乱れから、頭痛や肩こり、めまい、だるさ、吐き気など身体の不調が起こりやすくなります。
 
さらに視力や体力・筋力の低下も顕著で、とくに10代など若い世代では発育に異常がみられることもあります。
 
 
こうした身体の症状は、学習や運動をはじめ日々の活動への意欲低下につながり、すぐにイライラして短気になるなど、精神面にも影響を及ぼします。
 
ゲーム依存の状態が長期間続くことで、脳のバランスが崩れていくのです。
 
さらに、より強い刺激を求めたり、興味がないことへの反応が乏しくなったりする傾向も指摘されています。
 
 

自覚するのは難しい「ゲーム依存」

 
ここまでご覧いただいたところで、「自分はゲームに依存している。今日から改めよう」と自覚した方はいるでしょうか?
 
多くの場合、ゲーム依存に気づくのは、本人ではなく家族と言われています。
 
依存している本人は、ただ単にゲームにハマっているだけ、いざという時はすぐにやめられる…と思っているケースがほとんどです。
 
自分の身近にいる家族や友人が、常にスマホを手放せず、学校や会社を休みがちになる、コミュニケーションが円滑にできないなど、明らかに以前とは違う様子がみられたとき、それはゲーム依存という病気のサインかもしれません。
 
 
そのうち飽きるだろう…と様子見の姿勢はご法度です。
 
時間の経過とともにゲームへの熱中度合いに拍車がかかり、あっという間に依存状態に陥ることも少なくありません。
 
とくに最近のゲームは、頻繁にボーナスの通知が届く、課金してアイテムがもらえるなど、興味を引く巧妙な作りになっています。
 
おこづかいの範囲で始めた課金が、気がつくといつの間にか数百万円になっていた…という事態も起こっています。
 
ですから、兆候に気づいたときは迅速に対応することが肝心です。
 
 

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