”がん”のリスクも!? 「口の中のやけど」には適切な対処を

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”がん”のリスクも!? 「口の中のやけど」には適切な対処を

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一般的なやけどの重症度

 
一般にやけどは、その深さと面積によって次の3段階に分類されています。
 

Ⅰ度

表面にとどまっているやけどです。
びりびりしたり痛みを感じる、赤くなったり腫れたりする、といった症状が出ます。
数日で治り後遺症もありません。
 

Ⅱ度

皮膚のより深い層に及んでいるやけどです。
皮が破れたり水ぶくれができたりします。
 
痛みも強く、神経が損傷している場合もあります。
このケースでは痛みは鈍ります。
治癒までにひと月ほどかかったり、後遺症が残ったりします。
 

Ⅲ度

もっとも深い層の皮膚組織が損傷を受け、神経もかなりの障害を被ります。
皮膚の表面は白くなったり黒くなったりします。
 
また、刺すような痛みを感じるか、まったく痛みを感じなくなるか、どちらかの症状が起こります。
治るのにひと月以上かかり、後遺症も残ります。
 
 
口の中のやけども同じように、Ⅰ度からⅢ度までの重症度に分類されます。
 
ただし、一般的なやけどよりは症状が軽く、また、唾液の粘膜修復作用などによって比較的早く治ることも多いため、油断しやすい傾向にあると言えるでしょう。
 
 

口のなかのやけど:応急処置

 
口のなかのやけどは、軽度であれば応急処置で対処できます。
 
何よりやけどの手当てで重要なポイントは「冷やす」こと。
 
冷水や氷を口に含むなどして冷やしましょう。
 
そのうえで、食べ物でやけどをした場合などは、口をゆすいで食べ物を流して清潔を保ちます。
 
また、冷やしたあとに砂糖やはちみつなどの甘いものを舐めると、鎮痛作用を持つ「エンドルフィン」というホルモンが分泌され、痛みが和らぐといわれています。
 
 

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