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執筆:Mocosuku編集部
ドラマティックな男性の決断・転機の告白を目にする一方、仕事・キャリアについての働く女性の大きな決断も非常にドラマティック。
では、その決断の実態や心境、状況ってどんなものなのでしょう。
下記に、行われた興味深いアンケートからこんなことが見えてきました。
今回、『Woman type』を運営する株式会社キャリアデザインセンター(以下CDC、本社:東京都港区、代表取締役社長兼会長:多田弘實)は、 2015年2月5日~11日に、 転職サイト『女の転職@type』の20代~30代女性会員およびWebマガジン『Woman type(http://womantype.jp/)』サイト読者へ人生の転機についてのWebアンケートを実施しました。
その調査結果(http://womantype.jp/mag/archives/54170)は次のようになります。
社会人になってからの 働く女性の大きな決断の有無
Q.1 社会人になってから、 大きな決断をしたことはありますか?
社会人になってから大きな決断をしたことがあるかどうかを聞いてみました。
すると、 「ある」と回答した人は56.7%。 半数以上の人が、 何らかのターニングポイントを迎えたことがあるようです。それでは、その内容を見ていきましょう。
大きな決断の内容
働く女性の半数以上の人が何らかの大きな決断をしたことがあると回答しましたが、 実際どのような決断をしたのかを聞きました。
・夢に向かって第一歩
「芸能関係の養成学校に通い始めました。 学生時代に中途半端にやっていたものの、 やりきれていないと思っていたので」(23歳/事務・企画)
「もっと上を目指して自分の実力を試したかったため、 独立して起業しました」(26歳/理容・美容)
・新たなステップへ!
「それまでの仕事は十分楽しんだと思い、 もっと楽しめる仕事をしたいと思ったので、 転職を決意」(27歳/接客・販売)
・働く環境を見直しました
「正社員をやめて、 他の会社で契約社員になったこと。 人生において、 仕事よりもプライベートを優先し、 キャリアダウンの決断をしました」(33歳/一般事務)
・プライベートで迎えた転機
「覚悟をきめて、 マイホームを購入しました」(30歳/総務・人事)
「自分と子どもだけになった方が出費も少ないし、 頑張れると思い離婚を決意!」(28歳/接客・販売)
本当にやりたい仕事に挑戦するというポジティブなものから、 前を向くために現状を変えようという決意までさまざまな決断の内容があります。
実際、 当時の決断を振り返ったときに、これらの決断をしたことについてどのような思いを抱いているのか、さらにQ.2で質問しました。
大きな決断について
Q.2 Q.1で「ある」と回答した方に伺います。 今振り返ったときに、 その決断をしたことをどのように思いますか?
「今振り返ったときに、 その決断をしたことをどのように思いますか?」と聞いてみると、
「満足している」と答えた人が61.0%、「後悔している」人はわずか4.4%という結果に。
「分からない」と回答した人も3割ほど。
後悔している人たちの多くが、「もう少しいろいろ調べてから決断をすればよかった」(38歳/総務・人事)と、 情報収集の重要性を挙げていました。
多くの著名な企業人が情報収集の大切さ、情報を遮断しないことの重要さをあげています。
けれども、「決断」は常にバランスのとれた最適な形でできるかは限りません。右をとれば左は失う、左をとれば右をうしなう、人は常々悩ましさと向き合います。
時期やタイミング、世相・運といった要素もあるでしょう。
今回の結果で、振り返って後悔している方々、あの決断が満足できるものなのかわからないと答えた方々が、その後もそう思うかは、まだわかりません。
人は決断の繰り返しで成り立っています。
いつでも決断をするときは、満足できるものでありたいですが、たとえそうならなかったとしても、出した答えを正解にしていく人生の醍醐味も、また存在していることも間違いありません。
【参考】
Webマガジン『Woman type』
【アンケート調査概要】
●調査方法:転職サイト『女の転職@type』の20代~30代女性会員およびWebマガジン『Woman type』サイト読者へのWebアンケート
●調査期間:2015年2月5日~11日
●有効回答者数:284名
●参照元記事: http://womantype.jp/mag/archives/54170
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