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昨今、飼い主にとってペットはとても重要な存在になりつつありますが、それにともない、 ペット保険 も注目されてきています。
ペット飼育にかかる費用はどんどん高額になっており、ペット総研が行った愛犬に関するアンケート(※)では、ペットフード代4万4363円をはじめ、トイレ用品、医療費等を含めると、ペットの飼育にかかる費用は年間で22万1,255円にも達することが明らかになりました。これはあくまでも平均的な費用ですが、もし大きな病気にかかれば治療費、入院費などでさらに高額になることは想像に難しくありません。
家族の一員である犬や猫が健康で幸福に暮らす様子は、飼い主とその家族に大きな喜びを与えてくれます。反面、具合が悪くなったときの不安や悲しみも大きくなります。ペットを失ったことで「ペットロス症候群」という「うつ状態」になることもあるのです。
このように家族生活の中で重要性を増しつつあるペットですが、生き物なので病気をすることもあります。ここでは、ペット医療の現状と ペット保険 についてご紹介しましょう。
ペット保険 :ペットの医療事情の特殊性とは?
ペットの医療事情は少し特殊です。人間の場合は健康保険があるので医療費を全額負担する必要はありません。一方、動物の場合、すべての治療は保険が効かない自由診療となるため、全額自己負担です。手術や入院ともなれば人間以上に医療費がかかることも少なくありません。そんなとき、「いくらかかっても医療を受けさせるのが当然!」という人もいれば、「大切なペットだけど、数十万円もの医療費は払えない」という人もいるでしょう。
前者は大きな経済的負担を引き受けることになります。また、後者については、「ペットを見捨てる」という辛い選択をしなくてはなりません。いずれの場合も飼い主の負担は非常に大きなものになるでしょう。こういったペット医療の現状を踏まえ、注目されているのがペット保険です。
ペット保険 は、飼い犬や猫などが、国内の動物病院で入院や手術などを受けた場合にかかる治療費の一部を補償する保険です。一部の「保険会社」や「少額短期保険会社」が取り扱っています。
※教えて!愛犬の飼育費(ペット総研)
アンケート実施期間:2015/5/20(水)〜6/16(火)
有効回答者数:1076名
http://www.pet-soken.jp/result/blog.cgi/permalink/20150706000000
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