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執筆:Mocosuku編集部
監修:坂本忍(医師)
子宮内膜症の一種である「 卵巣チョコレート嚢胞 」とはどのような病気なのでしょうか?
「 卵巣チョコレート嚢胞 」とは
卵巣チョコレート嚢胞(のうほう)は、「子宮内膜症性卵巣嚢胞(しきゅうないまくしょうせいらんそうのうほう)」とも呼ばれる子宮内膜症のひとつです。
子宮内膜症は、子宮の内面をおおっている子宮内膜と同じ組織が、子宮の内面以外の部分にできてしまう病気で、20~40代の女性が多くかかると言われています。
腹膜や卵巣に病巣をつくることがあり、卵巣内に子宮内膜症が進むと嚢胞(のうほう)をつくります。そしてそのなかに古くなった血液がたまっていきます。
このときの血液が酸化して古くなり、黒っぽくかたまっていることから「チョコレート嚢胞」と呼ばれるようになりました。
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