(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
乳がんの生存率 というのは、とてもセンシティブな話題です。先日、乳がん手術を受けた北斗晶さんは、「5年生存率50%」という自身の発言が大きく報道され、1人歩きしていることを懸念しています。夫の健介さんは4日付けのブログのなかで、病院やドクターによってステージや生存率の見解が異なること、現在は手術によって生存率が向上していることにふれ、「会見での言葉足らずが、大きな心配をかけてしまってすみません」と述べています。あらためて乳がんの生存率について確認しておきましょう。
乳がんの生存率 「乳がん」の進行度
乳がんの生存率を見る前に、乳がんの進行度の分類を確認しておきましょう。後に見るように進行度の違いによって生存率が異なるからです。
・0期
「非浸潤(ひしんじゅん)がん」と呼ばれる極めて早期の乳がん。ほぼ100%の治癒が期待できる。
・1期
しこりが2センチ以下でリンパ節転移がない(がんが乳房内にとどまっている)もの。
・2期
しこりが2センチを超えてリンパ節転移がないもの、または、2センチ以下だがリンパ節転移があるもの。
・3期
リンパ節転移が進んでいるもの、しこりが5センチをこえリンパ節転移があるもの、しこりが皮膚や胸壁におよぶものもの、炎症性乳がん。
・4期
肺、骨、肝臓、脳など乳房以外の臓器に転移があるもの。
スポンサーリンク